トマソン・コレクション

このサイトでは、超芸術トマソンをトイカメラHOLGAで撮影収集しています。

トマソンとは

『不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物 』(超芸術トマソン p. 26)

または、『使いようがなくて無用になっているけれども、なにかたたずまいが変な物』(トマソン大図鑑 空の巻 p. 8下)であります。

さらに全く無用ではないかも知れないけど、その用途がわからない物もトマソンとされているようです。『トマソン大図鑑』によると 21タイプのトマソンが確認・分類されています。

トマソンという存在を認識すると、今まで何気なく見ていた日常の風景の中にもトマソンを発見します。しばらくすると、最初のころは「こっこれは、トマソンだぁ!」と感動していたものでも「ふ〜ん、ヒサシね」「前はここに窓があったんだな」とか慣れてきてしまいます。これはトマソン探索において避けがたいものであるらしく、トマソン学の始祖、赤瀬川原平氏も「グルメ現象」(超芸術トマソン p. 484)という言葉で表しておられます。

実際に、大物でない普通のトマソンはわりと簡単に発見できます。そして、発見したトマソンが多くなるとトマソン経験値も向上し、自分のトマソン眼もだんだん上がってきます。しかし、なんの役にも立ちません。

現代トマソン情報の中心地、トマソン・リンクには、さらに多くのトマソンが報告されています。

参考文献


超芸術トマソン/赤瀬川原平.筑摩書房,1987


トマソン大図鑑:無の巻/赤瀬川原平編.筑摩書房,1996


トマソン大図鑑:空の巻/赤瀬川原平編.筑摩書房,1996

当サイトではAmazon.co.jpアソシエイトを利用して、上記3冊のトマソン本の広告を掲載しています。

HOLGAについて

当コレクションの記録撮影には、トイカメラのHOLGAを使っています。 HOLGAはゆるいピント、レンズ収差、周辺光量不足、不完全な遮光、低操作性など、性能の良くないカメラとしての条件を備えたカメラです。 その精密でない描写は物体の記録という目的には全く向いていませんが、不思議な感じのする被写体にはとても合います。

HOLGA

さらに詳しくは、Photos taken by Shinya with HOLGAへどうぞ。

トマソン物件

無用門

玉川上水の無用扉

玉川上水の無用扉
おそらく昔の柵の一部だと推測されますがなぜこれだけ残されたのでしょう?扉の向こう側は玉川上水で、近くに太宰治の碑があります。
2003年、東京・武蔵野

赤屋根の無用門

美しい無用門
たいへん美しい無用門です。今はエアコンの室外機置き場となっています。
2003年、東京・武蔵境

引けない戸

戸
戸
完全に閉じられた入り口。引き戸のようです。
2008年3月、東京・阿佐ヶ谷

ヒサシ

自転車置き場

アパートのトマソン
自転車の雨よけにしては小さすぎます。
2003年 東京・吉祥寺

黄色い無用ヒサシ

ひさし
入り口が閉ざされて無用ヒサシだけになってしまった壁面。せめて横に置いてあるエアコン室外機をヒサシの下に置いてやれば、多少の無用感は減るだろうに…。
2007年、春 東京・清澄白河

ロングひさし

長ーい
東京のJR山手線に乗っていて発見!次の駅で降りて戻って記録しました。
HOLGAで35mmフィルムを使った写真。
2004年 東京・駒込

無用窓

完全無用窓

無用窓
すべての窓が壁材で塞がれている無用窓。
2003年、東京・阿佐ヶ谷

煉瓦造り

煉瓦窓
閉じられた煉瓦窓。煉瓦物件は歴史を感じさせ重厚感があります。
2007年6月 姫路市

初発見!トマソン

初発見のトマソン
初めて見つけたトマソン!
赤瀬川原平著『超芸術トマソン』の読後、いつもよく通る道で発見! 見慣れた風景のはずなのにトマソンという言葉を知ったとたん出会う不思議…。
2002年 東京・杉並 青梅街道沿い

ヌリカベ

ポストブロック

ポスト壁
元はポストみたいですが、今はその機能はなくブロック塀の一部となっています。
2003年、東京・杉並

どこにも行けないドア

ドア未満
ビルの2階から4階の壁面にあるドア状のくぼみ。
2003年 代々木

壁面岩

岩かべかべ岩
壁面の一部に岩が塗り込められているようでした(謎)。
2007年、春 大阪市西区

凸型模様

なぞ模様
ビルの壁面にある凸型模様。よく見かけるのは屋根型とか分かりやすい形だけど、この形はいったいなんだろう?
2007年6月 大阪、心斎橋・東急ハンズのすぐ近く

原爆タイプ

線形トマソン

線形
誰かが家型の線をかいたような雰囲気です。
2003年 三鷹

お面型トマソン

インベーダー似?
博多銘菓の『二○加煎餅』に似ている気がする。
2005年 奈良

煉瓦造り

煉瓦トマソン
大阪の環状線に乗っていたときに発見。次の駅で降車して歩いて戻り、撮影しました。大阪の有名物件と想像します。
2002年夏、大阪

できたて物件

トマソン
隣接していた建物の消失に伴って、壁面がそぎ取られて出来たトマソン物件。おそらくトマソンになったばかり(というよりも、なりかけ?)。このあとそぎ取られた部分を修復して、安定期のトマソン物件になると思われます。
2007年6月 姫路市

高所

空中玄関

高所ドア
見えない階段があるんじゃないか、と思える堂々ぶり。
2003年、東京・杉並

高所ドア

シンプルドア
シンプルな高所ドア。 ここはよく通る道ですが、ある日隣の建物がなくなって発見しました。 こんなところに隠されていたなんて!
2003年 東京・高円寺

オリンピック梯子

はしご
はしご
東京オリンピックのために建設された国立代々木競技場(第二体育館)の外壁にある梯子。写真だと比較物がないためにいまいちスケール感が分かりませんが、手の届く高さではなくそれだけでは登ることは不可能です。
2007年5月 東京都渋谷区

壁面梯子

はしごはしご
ビルの壁面についている梯子。
2008年5月、東京・杉並

非常ドア

高所ドア
ドアの前に付いている柵は固定されているわけではなく開きそうな雰囲気。転落防止用の柵つきドアで非常時に開く非常ドアかも。
2003年 東京・阿佐ヶ谷

マンション無用柵

無用柵
無用窓
左側3階の窓はありますが、2階には窓がなく柵のみが付いています。建物の右側(2,3階とも)には窓が一つもなく、柵があるのみです。
2008年 東京・杉並

非情階段

非情階段
三階の窓の外から地面まで2〜3メートルの高さまでしかない階段。降りることも登ることも出来ない。
2003年、東京・高円寺。

ウヤマ

読んで字のごとく

珍しいこと
非常ににめずらしい!
2005年 東京・杉並

どこに行ったかな

徐
「行」どこいった?
2005年 東京・杉並

れ!

れ
200X年 東京・荻窪

まぬけ

「ま」が無い
違和感でふと立ち止まり…。
2007年、春 大阪

と
2003年 杉並

カステラ

コンクリ棒グラフ

立体グラフ
駐車場の壁にあるコンクリートの棒グラフみたいなもの。
2007年6月 東京・駒場

凸凸凸・・・

凸
駐車場の壁面にある凸凸凸 (HOLGAの645サイズ2連続カット)
2007年6月 大阪市大正区

生き埋め

埋没電柱

電柱
電柱
昔の電柱だろうか。半身が壁に埋没しています。
2008年5月 東京・杉並

もの喰う木

フェンス貫通樹

貫通樹
幹の全周にわたってフェンスと融合していて非常に痛々しいです。
2003年 東京・荻窪

鈴掛 vs 銀杏

食いつきのよい銀杏
鈴掛(すずかけ)の木が銀杏の葉をデザインしたガードレールに食いついています。
2005年 東京・高田馬場、新目白通り沿い

人みたいなもの

人みたいな木
人がフェンスに手を掛けて立っているようです。
2005年 東京・杉並

天然テーブル

一本木テーブル
自然のテーブル
公園にある擬木の柵と融合している自然木。天然のテーブルになっています。
2008年5月、東京・杉並 和田堀公園

蒸発

環状列石

環状トマソン
元花壇だと思われます。年代物です。
2003年 東京・中野

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